栽培
果実、葉、花、枝を、天候や園地で過ごす時間、手入れ、扱い、成熟、そして失われていく過程によって形づくられるものとして捉えています。
プロフィール / MASUMI SHIOHARA
塩原真澄は、植物の造形、園地で過ごす時間、写真、オブジェ制作、 プリントのような平面表現に取り組んでいます。栽培植物を、季節、労働、 手入れ、変化の記録として捉えています。
アーティスト・ステートメント
梨、すもも、ぶどう、枝、葉、花には、天候、手入れ、生長、成熟、 そして失われていく過程が刻まれています。これらの素材を写真、表面、 構成によって切り離して見つめることで、栽培されたものがどのように 視覚的な記録となり得るかを考えています。
各シリーズでは、素材の見え方を異なる条件で捉えています。黒背景では輪郭と静かな存在感を強調し、 キャンバス作品では果実や植物の形を織物のような画面へつなげています。 アンティーク調やヴェラムの作品では、イメージを記録や記憶へ近づけています。
果実、葉、花、枝を、天候や園地で過ごす時間、手入れ、扱い、成熟、そして失われていく過程によって形づくられるものとして捉えています。
写真とプリントのような平面を、植物の構造、色、影、質感、季節の記憶を受け止める場として捉えています。
作品はシリーズごとに構成し、反復や違い、表面、空気感を、それぞれの形を単なる記録に還元することなく見られるようにしています。
制作方法
作品はシリーズごとに分けて掲載しています。 同じテーマや素材の作品をまとめることで、 作品同士の共通点や違いを比較しながら見られるようにしています。
すべての作品を見る掲載・展示の文脈
公開サイトは、暗い空間、アイボリーの文字、控えめな金色のアクセント、 シリーズごとの作品空間で構成しています。編集者やキュレーターによる閲覧、 作品資料としての参照、そして装飾性よりも空気感、精度、素材の存在感を重視する 場に向けた構成です。
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